
法学部学部長 鈴木 隆史
卒業生のみなさん、「ホームカミングデー」をご存じですか。法学部も昭和56年の開設以来、20周年を超えました。卒業生も大学時代は人生の一つの思い出となっていると思います。ゼミの先輩や、後輩、それからゼミの担当教員に卒業してから再会するチャンスがありましたか。大学を卒業すると、なかなか大学を訪れるチャンスもないと思います。卒業生の皆さんが在学していた頃の先生方も定年で退職されてしまった先生もおられます。大学に行ってみたいという気持ちになっても、後輩が卒業したり、あるいは担当ゼミ教員が退職されてしまうと、大学を訪れる理由もなくなってしまうのが現実でしょう。大学の前の道路を通り過ぎるとき、ふと大学時代を懐かしむことでしかないのではありませんか。人生の一時期を過ごしたその場所を忘れられるのは、大学・学部としても寂しいことです。
そこで、大学を訪れれば、再会していない友人や、退職してしまった教員にも会える、そんな機会を学部と同窓会が協力しあってつくれないかとの提案が同窓会からあり、その日を「ホームカミングデー」として、2年に一度大学の熊谷キャンパスで、卒業生・教職員・在校生が集い、いろいろな行事を通じて交流することになりました。ホームカミングデーに来校すれば、そこにはかつての先輩・後輩・友人、そして思い出の先生方がいる。1日だけかもしれませんが、1日だけでも学生時代にかえって人生を振り返ってみる、そんな機会にできればと考えております。現在に至るまですでに4回を数え、回数を重ねるたびごとに参加人数が増えていることはうれしい限りです。
第3回ホームカミングデーからは、卒業して以来、15年、25年、50年を経た卒業生をホームカミングデーに招待する企画が実行されました。現在は卒業後15年を経た卒業生を招待しております。第3回ホームカミングデーには1期卒業生を招待し、学部から「祝状」と同窓会からの記念品を贈呈致しました。第4回のホームカミングデーには、第2期卒業生を招待致しました。ホームカミングデーは、4000名を超える卒業生の皆さんのためのイベントですから、卒業生の皆さんのご助言ご協力を得てホームカミングデーをますます発展させていきたいと考えております。