専任講師

相澤 育郎

あいざわ いくお
相澤 育郎 相澤 育郎

主な研究テーマ

刑事政策、犯罪学、受刑者処遇、刑務所医療

プロフィール

相澤 育郎

1982年京都生まれ。龍谷大学法学部、龍谷大学法学研究科、
九州大学大学院法学府を修了後、立命館大学で専門研究員として勤務。
2019年より現職。実家では、シロとケンという2匹の猫を飼っていました。

私の研究

私の研究は、犯罪や非行に及んだ人たちの法的な取り扱いや、社会復帰のための支援のあり方を考えるものです。
例えば、犯罪をして懲役刑などを言い渡された人たちは刑務所に入らなければなりませんが、そこでの生活には、どの程度の自由制約がかされるのでしょうか。好きなものを食べたり、オシャレをしたり、家族と電話をすることは許されないのでしょうか。
また、犯罪をした人たちのほとんどはいずれ社会に戻ってくることになるのですが、そのためにどのような施策が必要なのでしょうか。そうした人たちは危険な存在だから、強制的にでも「治療」することが許されるのでしょうか。それとも、社会に出た後に本人が望ましい人生を歩むための「支援」であるべきでしょうか。
このような様々な問いに答えるために、外国の法律との比較研究をしたり、社会学や心理学、社会福祉学などの他の分野の専門家との共同研究をしたりしています。刑事法の中ではややマイナーな領域ですが、多くの学生に関心を持ってもらいたいと思っています。

講義・演習について

「法学入門」

難解で抽象的な法律の概念をできるだけわかりやすく、現実の適用にどのような違いが出るのかを確認しながら説明することを心がけています。この他に、課外ゼミ生向けの小論文指導も行っています。授業の質問や研究に関心がある人は、オフィスアワーに研究室を訪ねて下さい。