令和5(2023)年度公募制推薦選抜「記述のガイドライン」を公開しました
令和5(2023)年度公募制推薦選抜「記述のガイドライン」
公募制推薦選抜の事前課題レポートは、感想文ではありません。作成にあたっては、下記に留意してください。なお、出願にあたっては入学試験要項をご覧ください。志願票はこちらより請求できます。
[課題内容] 2022年4月より成人年齢が引き下げられ、社会生活上、18歳、19歳の若者が自分で決定できることが広がりました。このことにより期待される社会的意義と懸念される事柄を踏まえて、成人年齢引き下げに対するあなたの考えを述べなさい。(1600字以内) |
◆記述のポイント
(1)下記に掲載した[参考となる文献例]等を参照し、①~③の内容が含まれるよう、根拠や理由を示しながら記述してください(下記以外の文献を参照してもかまいません)。
①成人年齢引き下げの目的(ねらい)
②成人年齢引き下げによってもたらされる具体的なリスク
③成人年齢引き下げに対するあなたの考え
自分の意見を論理的に展開し、表現できているかが評価のポイントです。したがって、あなたの考えやレポートの結論が、成人年齢引き下げに対して賛成であっても反対であっても合否に影響しません。
[参考となる文献例]
- 神内聡(著)『大人になるってどういうこと?』(くもん出版、2022年)
- 公益財団法人消費者教育支援センター(監修)『18歳成人になる前に学ぶ 契約とお金の基本ルール:かしこい消費者になろう!』(旬報社、2022年)
- 日本弁護士連合会消費者問題対策委員会(著)『狙われる18歳!?:消費者被害から身を守る18のQ&A』(岩波書店、2021年)
- 南部義典(著)『[図解]超早わかり 18歳成人と法律』(シーアンドアール研究所、2019年)
- 田中治彦(編著)、林大介、藤原孝章、南部義典(著)『18歳成人ハンドブック:制度改革と教育の課題』(明石書店、2018年)
- 辺見紀男、武井洋一、山田美代子(編集代表)『民法成年年齢引下げが与える重大な影響』(清文社、2017年)
(2)上記(1)の[参考となる文献例]をはじめ、レポートの記述にあたって参照した資料がある場合は、以下の点に留意して〈参照資料一覧〉を作成してください。
- 書籍を参照した場合は、著者(編著者・監修者等)名・タイトル・出版社・発行年を明記する。
- 新聞記事を参照した場合は、新聞名・発刊日およびページ・朝刊/夕刊の別、記事の見出しを明記する。
- インターネット上の資料を参照した場合は、ページのタイトル・URL・閲覧日を明記する。
- 〈参照資料一覧〉の記載字数は、レポートの制限字数(1600字以内)に含まない。
- 〈参照資料一覧〉はレポート末尾に記載する。ただし、別紙(任意の様式、手書きでなくてもよい)で作成して、レポート末尾にホッチキス止めしてもよい。
(3)本学所定の原稿用紙のうち、「論題」欄には「法学部公募制推薦選抜課題」と記入してください。
◆評価のポイント
下記の点を審査し、レポートを評価します。
- 成人年齢引き下げの目的(ねらい)とリスクの内容について情報を整理・分析できているか。
- 自分の意見を論理的に展開し、表現できているか。
- 誤字脱字(例:漢字・送り仮名の書き間違い)や書式(例:改行やマス空けなどの原稿用紙の使い方)に誤りがないか。
以上