法律には様々な分野があります。立正大学法学部では、学生が将来の進路に応じて体系的に学修を進められるようにするために、3つのコースとその他のプログラムを用意しています。
入学の段階で、関心のある分野や将来のおおよその進路に応じて選択する履修制度です。法学部では、企業法コース、公共政策コース、現代社会コースの3つのコースを設けています。
※入学時には、「企業コースまたは公共政策コース」か「現代社会コース」かのどちらかを選択します。
入学後、1年次11月の段階で「企業コース」か「公共政策コース」かのどちらかを選択します。
各コースでその分野の基本となる法の知識を身につけた上で、卒業後の具体的な進路のために必要な学修を発展的に続けるための履修の指針です。
学生が、学修の意欲・資質に応じて卒業後の可能性をより広げられるようにするため、特に発展的なプログラムとして特別プログラムを設けています。たとえば、語学の知識があれば、各コースやプログラムで修得した法学の知識を生かすフィールドは大きく広がります。また、法学の知識・思考力をより深化させれば、将来法律専門家として活躍することも可能です。
私たちの暮らす国や地方自治体などを形づくり、動かしていくための法(社会統治に関する法)の原理や原則を確実に習得することを目的とするコースです。社会のしくみの基本を学ぶことで、将来、各種の公務員や政治家など、公共・政策のフィールドで活躍したいと考えている人が、その基礎力を養います。
財産、契約、会社、家族など、私たち市民の日々の暮らしに直結する法(社会生活に関する法)の原理や原則を確実に習得することを目的とするコースです。社会生活上の様々なルールの基本を学ぶことで、将来、各種企業を経営したり、企業のスタッフとなって、民間フィールドで活躍したいと考えている人が、その基礎力を養います。
環境問題、消費者問題など、現代社会の諸問題を、法の側面から理解するための基礎力を習得することを目的とするコースです。法と社会とのかかわり方を様々な角度から学ぶことで、将来、フィールドを問わず、法知識を実社会、あるいは実生活の改善に活かすことできる教養を身につけたいと考える人が、その基礎力を養います。