教員
馬場 里美
ばば さとみ主な研究テーマ
憲法、国際人権法における文化的多様性と国民国家
憲法、国際人権法における文化的多様性と国民国家
早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。
早稲田大学法学部助手、
お茶の水女子大学生活科学部・文教育学部非常勤講師等を経て、
2006年立正大学法学部着任。
憲法が専門ですが、もともと外国人の人権をテーマとしていたことから国際人権法も研究対象としています。現在は、国民国家における文化的多様性の可能性、そして、文化的多様性の進展による国民国家の変容などを、ヨーロッパ人権裁判所とフランスの国内判例などを主な素材として研究しています。
憲法は、中学校や高等学校でも学ぶ、数少ない法学系の科目ですので、なじみのある人も多いと思います。もっとも、大学で学問として学ぶ憲法学は、中高で学んだものとは別物と言っていいほど内容が深く、複雑になることから、かえって戸惑いを覚える人も多いかもしれません。暗記ではなく考えることを目標に、そのための基本的知識を学んでもらうことが、講義の目的です。