教授
堀井 智明
ほりい ともあき主な研究テーマ
保険におけるモラル・リスク
保険におけるモラル・リスク
静岡県出身。 尚美学園大学、高知大学を経て2011年より立正大学に在籍しています。 最近は体力維持を兼ねて散歩をするのが日課になっていますが、 車で移動していると気付かない、季節の移ろいを感じるようになりました。四季折々の草花の美しさ、 水辺の鳥たちや街角にいる地域猫たちの可愛らしさに、日々癒されています。
専攻は商法、保険法です。保険は、一般に将来の不測の事態やお金が入用となる事態に備えて入るものですが、なかにはこれを悪用して不当に保険金を取得しようとしたり、本来ならば保険に入れないのに、入ろうと企む人などもいます。そのような人たちの企てを阻止し、保険を正しく利用している人が保険による保護を受けられるようにするためには、保険法や約款の条項をどのように解すればよいか、といったような問題について関心を持っています。
授業は 商法(企業法総論、 企業取引法)、保険法等を担当しています。 商法とは、企業(会社や個人商人等)の組織や取引(契約)等について定めた法です。商法は、企業活動を促進し、企業が利益を効率的に得られるよう配慮がなされていますが、それを踏まえ、なぜそのような規定となっているのか、条文をどう解釈すべきかといったようなことについて講義しています。保険法では、生命保険や火災保険、自動車保険等、身近な保険契約について講義しています。