教授

稲葉 馨

いなば かおる
稲葉 馨 稲葉 馨

主な研究テーマ

行政法、特に、行政組織法(一般理論・各論)、 国家賠償制度、公務員制度、 および地方自治法、特に、国と立正地方公共団体の関係論、 公の施設法制・指定管理者制度など。

プロフィール

稲葉 馨

1952(昭和27)年4月静岡県伊東市に生れる。1971(昭和46)年3月静岡県立韮山高等学校卒業、東北大学法学部・同大学院法学研究科(前期2年の課程)を経て、東北大学法学部助手・熊本大学法学部専任講師・同助教授・法政大学法学部教授をつとめた後、2000(平成12)年4月から東北大学大学院法学研究科教授となり、2019(平成31)年4月立正大学法学部教授に就任して現在に至る。1998年2月、博士・法学(東北大学)の学位を取得。好きなお笑い芸人は、ダウンタウンの松本人志、志村けん(故人)、ナイツなど。

私の研究

専門は行政法であり、特に、行政組織法(一般理論・各論)、国家賠償制度を中心とする行政救済法、公務員制度、および地方自治法(国・地方公共団体関係論、公の施設法制・指定管理者制度など)に関する業績が多い。代表的な著作として『行政組織の法理論』(単著・1994年)、『行政法と市民』(単著・2006年)、「行政法上の国家責任根拠論の考察―ドイツ19世紀国家責任論を手掛かりとして―」法学42巻2号(単著・1978年)199〜239頁などがある。

講義・演習について

2021(令和3)年度は、学部においては第1期に2つの演習(行政法応用演習Ⅰおよび行政救済法応用演習A」を担当し、第2期には、それぞれの発展型である演習Ⅱと演習Bのほか、「行政救済法」の講義を週2コマのペースで実施することとなった。また、大学院では「行政法特殊研究Ⅰ・Ⅱ」を開講(ただし、2021年度は受講者ゼロのため開店休業)。これまで、すべての授業をオン・ラインで実施してきたが、2022年度(担当科目は同じ)からは、できるだけ速やかに正常化されることを期待したい。