特任講師

チョルチャワリット
カノパン

CHOLCHAWALIT Kanokpan

プロフィール

タイ出身。タマサート大学法学部卒業(タイ)、タマサート大学法学大学院(ビジネス法専攻)修了、中央大学法学研究科民事法専攻の研究生として来日、
研究生を修了後、中央大学大学院法学研究科博士課程前期課程に進学し、
修士を修了後、中央大学大学院法学研究科博士課程後期課程進学。2023年:博士(法学)。
2023年度より立正大学法学部に着任。
趣味は、料理、映画鑑賞、美術館巡り、旅行です。自然が好きで、時間のあるとき、どこかの山の中に行って散歩したり、サイクリングしたりします。

私の研究

民事上の紛争解決制度、とりわけ仲裁制度について関心を持っています。現在、仲裁における保全処分制度をよりスムーズにかつ積極的に活用できるように、仲裁制度の全体像を踏まえつつ、「仲裁廷による保全処分の執行手続」、そして、「仲裁における保全処分に関する裁判所の国際裁判管轄」について研究しています。仲裁法をはじめ民事上の紛争解決制度について興味がある方、ぜひお声がけください。

講義・演習について

「民事訴訟法」

民事訴訟法は、民法・商法等の民事法上の権利義務・法律関係を法的に解決・実現するための裁判手続を定めるものです。
「民事訴訟法」の講義では、実体法とは異なる手続法なりの基本原則・原理を把握するために、民事上の紛争(もめごと・トラブル)が起きるとき、当該紛争を訴訟という手続で解決しようとする場合、どのような手続が必要なのか、当事者と裁判所の役割分担はどうのようにされるかなど、民事紛争を解決するための基本構造や仕組み(判決手続)について学んでいきます。
また、民事訴訟法にかかわる問題をより理解できるために、関連判例・事例を通じて、その問題がどのように解決され、または、どのように解決されるべきであるかを一緒に考えていきます。