教授
川眞田 嘉壽子
かわまた かずこ主な研究テーマ
国際法のジェンダー分析
国際法のジェンダー分析
広島県生まれ。早稲田大学法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。
2005年~2007年オーストラリア国立大学(ANU)・カレッジ・オブ・ロウ客員研究員、2017年~2018年国立エルサルバドル大学客員研究員を務めました。
現在は、女性・平和・安全保障(WPS)に関する行動計画評価委員、国際法律家協会(ILA)フェミニズム部会委員、難民審査参与員、一般財団法人日本国際協力システム理事、国際女性の地位協会理事等を務めており、品川区男女共同参画行政の支援も行っています。学部では、法制研究所長を務めています。イタリアに2年間、アラブ首長国連邦に3年間、オーストラリアに2年間、エルサルバドルに約1年、通算約8年間海外で生活した経験があります。
海外生活や海外留学などに関心のある方は、アドバイスしますのでいつでも声をかけてください。趣味は、料理、絵画鑑賞、野球・ラグビー観戦です。子どものころから「カープ女子」です。
国際法・ジェンダー法を専門としています。広く「国際法のジェンダー分析」に関心を持っており、現在はとくに「女性差別撤廃条約の実施」や「安全保障とジェンダーの関係性」を中心に研究を進めています。
ジェンダーとは、「男らしさ、女らしさ」のように、社会的・文化的に形成された性別をいいます。現在の法や法学は一見中立的で公正なものに見えますが、ジェンダーの視点から分析すると男性視点の特定の価値観に支配されている側面があります。本講義では、法や法学の世界に、ジェンダーの視点を導入して、これまで見えなかった問題点を明らかにしていきます。