准教授

姜 連甲

きょう れんこう
姜 連甲 姜 連甲

主な研究テーマ

知的財産権の管理と行使に対する競争法の適用

プロフィール

姜 連甲

中国出身です。中国中央民族大学卒業後、日本へ留学することになりました。
小樽商科大学大学院商学研究科にて修士号、北海道大学大学院法学研究科にて博士号を取得しました。北海道大学大学院法学研究科助教、小樽商科大学非常勤講師を経て2019年に立正大学法学部に着任しました。趣味はアクアリウム、写真撮影、映像編集などです。

私の研究

競争法の適用と知的財産権の行使を軸に研究を進めています。また、この研究領域における日本と海外の比較研究も進めています。

講義・演習について

「経済法」

講義

 「経済法」は、経済活動を規律する法規の総称であり、現代社会で重要な役割を果たしている。その中心的な位置を占めるのは、経済憲法とも呼ばれる独占禁止法であるが、競争秩序の維持と知的財産権の行使を跨ぐ幅の広い法分野である。
 本講義は、体系的な内容構成と審判決の勉強を通じて、独占禁止法を中心とする競争法の枠組み及び考え方を身に付けることを基本としつつ、知的財産権法との関係も理解することを目的とする。

 

 演習

 経済法ゼミナールでは、カルテルや知的財産権の濫用といった違反行為を規制し市場競争の秩序を守る「経済法」について学びます。経済法とは、経済憲法とも呼ばれる独占禁止法及び補完的役割を果たす不正競争防止法等の競争法だけでなく、特許や著作物を保護する知的財産権法にも関わる幅広い法分野です。
 本ゼミナールは、このような経済法の知識や思考力を身に付け、知的財産権法との関係を理解し法学的視野を広げることを目的とする。2年次に基本知識の体系的に学び、3年次に審決や判例の解釈能力を身に付け、4年次には条文を具体例に応用することができ、審判決を引用して法解釈を行い、法学論文を書くスキルを身に付けることを到達目標とします。