教授

丸山 泰弘

まるやま やすひろ

主な研究テーマ

市民の、市民による、市民のための刑事政策

プロフィール

丸山 泰弘

京都生まれの京都育ちです。市民の、市民による、市民のための刑事政策がモットーです。刑事政策・犯罪学を専門とする日本で唯一の民間の研究所である龍谷大学矯正・保護総合センターで博士研究員をしていました。2017年にUniversity of London、2018 – 2020年にはUC Berkeleyで客員研究員をしていました。朝の連続ドラマ小説は毎回録画し何度も見直すほどGeekです。

私の研究

刑事法の中でも刑事政策や犯罪学を専門としています。死刑や長期懲役の問題、社会的弱者と司法福祉、犯罪と刑罰の社会的な位置付け、など幅広くテーマとして勉強しています。とくに、学生時代から取り組んでいるのは刑事司法における薬物問題への対応です。これらは刑事司法が抱える上記の問題の多くを抱えていると考えています。主な著書として「刑事司法における薬物依存治療プログラムの意義」(日本評論社〔2016年守屋研究奨励賞受賞〕)などがあります。

講義・演習について

担当科目「刑事政策」について

主な担当講義は「刑事政策」です。事件が起きると、誰が犯人でいつ捕まったのか、どのような判決が下されたのかに注目が集まりますが、それがなぜ起きたのかを考える必要があるのではないでしょうか。そして、どのような刑罰が望ましく、どのように社会に帰ってくるのかを考える必要があるのではないでしょうか。反省させるほど再犯が増えると犯罪学では語られていますが、あるべき論と科学的根拠による政策を分けて考える必要があろうかと思います。一緒に「犯罪」を考えてみませんか?