教授

中神 由美子

なかがみ ゆみこ
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主な研究テーマ

西欧政治思想史(政治学史)。17-18世紀イングランド政治思想研究。 特に、ジョン・ロックの政治思想を従来とは異なった観点から 再構成しようとする試みを行っている。

プロフィール

政治思想史を担当しています。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程(政治専攻)修了。 博士(法学、東京大学)。主に17世紀イングランド政治思想研究、特に共和主義と呼ばれる思想やジョン・ロックの政治思想の研究に取り組んできました。著書は『実践としての政治、アートとしての政治―ジョン・ロック政治思想の再構成』(創文社、2003年)<博士号取得論文に修正加筆。2002年度東京大学学術研究成果刊行助成金獲得>の他に、『政治学』(共著・川出良枝、谷口将紀編 東京大学出版会、初版2012年、2022年改訂版発行予定)第11章「民主政治の現在」があります。趣味は、ロックを主として、クラシック、ジャズなど音楽を聴くことと、映画鑑賞、美術館・建築物めぐりです。これらの趣味を生かして楽しい授業づくりを試みています。

私の研究

西欧政治思想史(政治学史)を研究しています。その中でも、17世紀イングランド政治思想研究を専門とし、特に、ジョン・ロックやトマス・ホッブズの政治思想を従来とは異なった観点から再構成しようとする試みや、共和主義思想の再検討などを行っています。さらに、これらの政治思想史研究をベースとして現代政治(学)における熟議民主主義などの民主主義論も研究の対象としています。

講義・演習について

一年生科目の政治学の他に、専門科目である政治思想史と政治思想史ゼミナールを担当しています。政治思想史は別名「政治学史」とも呼ばれ、古典古代ギリシア以来、人類が長年大切に読み継いできた古典を中心に政治学の歴史を学びます。現代に生きる我々は、これら叡智の蓄積を学ぶことにより、現在のみならず将来の政治社会のあり方についてヒントを得ることができるでしょう。