教授

友田 博之

ともだ ひろゆき
友田 博之 友田 博之

主な研究テーマ

刑事責任能力/正当防衛における持続的侵害 免責的緊急避難 ほか

プロフィール

友田 博之

学部時代は中央大学で商法ゼミに属し、会社法や手形法を研究していましたが、大学院からは本当に好きな学問を究めたいと思い、大阪市立大学で刑法を専攻して現在に至ります。体系的論理性を追求するドイツ刑法学に魅せられてずいぶん経ちますが、趣味のクルマもドイツ車の虜です。領域は違いますが、いずれも妥協を許さない“alles oder nicht(最善か無か)”のような価値観が、わたしの性には合っているようです。

私の研究

ドイツを比較法対象として、刑事責任能力を中心に研究を進めています。近年では統合失調症のみならず、自閉症スペクトラム症候群や広汎性発達障害が責任能力に及ぼす影響について研究を進めています。刑法・刑事訴訟法と精神医学・心理学の学際領域にある問題に関心を深めています。

講義・演習について

刑法ゼミのほかに、1年生科目である刑法入門・刑法総論を担当しつつ、3年生以上の刑法応用演習ⅠⅡも担当し、全学年を通して刑法を教えています。コロナ禍の昨今では、オンデマンド講義の腕も少しは上達しましたが、やはりライブの授業で刑法解釈学の魅力を直に、学生のみなさんと共有したいです。