教授
山口 道昭
やまぐち みちあき主な研究テーマ
地方自治・地方分権、政策法務論、行政学
地方自治・地方分権、政策法務論、行政学
慶応義塾大学法学部卒業後、川崎市役所入庁。福祉行政全般、職員研修、地方分権などに従事しました。その後、本学に転職。現在、日本行政学会、日本公共政策学会、日本地方自治学会、地方行政実務学会に所属。埼玉県情報公開委員会会長など自治体附属機関委員を歴任。学生時代は、体育会バドミントン部に所属し、スポーツに明け暮れていました。
第1に、「地方自治・地方分権」では、主に、自治体の執行する事務について研究し、事務執行の根拠としての条例の、法令との関係における制定可能な範囲や制定に向けた自治体のインセンティブのあり方などに、特に関心をもっています。第2に、「政策法務論」では、自治体の政策を法化する手法、行政執行や評価・争訟のあり方、さらには、組織・職員論が主たる研究対象です。第3に、その他のテーマとして、市民参加・協働、法的コンプライアンス、格差社会論、ガバナンス論などについて関心をもっています。
「行政学」では、行政の原理に関し基本的な知識を身につけることを目的にしています。行政官僚制をキーワードとし、組織の理論、政策過程、組織構成、人的資源、意思決定システムについて学びます。また、「地方自治論」では、住民に身近な行政である地方自治について団体自治と住民自治の両面から、その仕組みとそれを担う自治体職員の役割について学びます。