令和6(2024)年度公募制推薦選抜「記述のガイドライン」を公開しました
令和6(2024)年度公募制推薦選抜「記述のガイドライン」
公募制推薦選抜の事前課題レポートは、感想文ではありません。作成にあたっては、下記に留意してください。なお、出願にあたっては入学試験要項をご覧ください。志願票はこちらより請求できます。
[課題内容] |
◆ 記述のポイント
(1)下記に掲載した[参考となる文献例]等を参照し、①~③の内容が含まれるよう、根拠や理由を示しながら記述してください([参考となる文献例]は、参考資料の一例です。これら以外の文献・資料を参照してもかまいません)。
① AI技術とは何か。
② AI技術の進展に伴って生ずる社会問題のうち、どの問題をとりあげるのか。
③ とりあげた社会問題をどのように解決するべきか(たとえば、法令によるAIの利用の禁止や、AI技術の利用を前提とした社会制度の整備など)。
自分の意見を論理的に展開し、表現できているかが評価のポイントです。したがって、あなたの考えやレポートの結論がAI技術について肯定的であっても、否定的であっても、合否に影響しません。
[参考となる文献例]
・ 笠原毅彦ほか『AI時代の法学入門』(弘文堂、2020年)
・ 養老孟司『AIの壁』(PHP研究所、2020年)
・ 小塚荘一郎『AI時代と法』(岩波書店、2019年)
・ 「自分で考える力を失わぬよう」読売新聞2023年7月7日朝刊3頁
・ 「学校での著作権教育の充実を」日本経済新聞2023年7月5日朝刊2頁
・ 「殺人AI兵器 実効性ある規制が急務だ」朝日新聞2021年7月5日朝刊6頁
・ 「創作活動を守る規制が必要だ」読売新聞2023年6月14日朝刊3頁
・ 「特性を理解すれば賢く使える」読売新聞2020年9月6日朝刊3頁
・ 「住民サービスの向上図りたい」読売新聞2019年11月22日朝刊3頁
・ 「AI時代の憲法 いま論ずべきは何なのか」朝日新聞2019年5月3日朝刊8頁
・ NHK「「生成AI」のリスクや注意点 最低限これだけは気をつけて」
<https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230530/k10014082451000.html>
・ NHK「わかりやすく解説!G7注目高まる“生成AI”」
< https://www3.nhk.or.jp/news/contents/ohabiz/articles/2023_0517.html>
・ NHK「生成AIの学校での取り扱い 暫定的なガイドライン公表 文科省」
<https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230704/k10014117801000.html>
(いずれのウェブサイトも、2023年8月5日現在確認)
(2)上記(1)の[参考となる文献例]をはじめ、レポートの記述にあたって参照した資料がある場合は、以下の点に留意して〈参照資料一覧〉を作成してください。
- 書籍を参照した場合は、著者(編著者・監修者等)名・タイトル・出版社・発行年を明記する。
- 新聞記事を参照した場合は、新聞名・発刊日およびページ・朝刊/夕刊の別、記事の見出しを明記する。
- インターネット上の資料を参照した場合は、ページのタイトル・URL・閲覧日を明記する。
- 〈参照資料一覧〉の記載字数は、レポートの制限字数(1600字以内)に含まない。
- 〈参照資料一覧〉はレポート末尾に記載する。ただし、別紙(任意の様式、手書きでなくてもよい)で作成して、レポート末尾にホッチキス止めしてもよい。
(3)本学所定の原稿用紙のうち、「論題」欄にはご自身のレポート内容を簡潔に示す論題を記入してください。
◆ 評価のポイント
下記の点を審査し、レポートを評価します。
- AI技術とは何か、その意義が説明されているか。
- AI技術の進展がもたらす社会問題のうち、検討すべき問題が特定されているか。
- とりあげた社会問題に対する解決策が論理的・説得的に展開されているか。
- 誤字脱字(例:漢字・送り仮名の書き間違い)や書式(例:改行やマス空けなどの原稿用紙の使い方)に誤りがないか。
以上